Thoughts on nurturing the next generation 後進育成への思い
今から2200年前からはじまる東洋医学の鍼施術。素問(そもん)霊枢(れいすう)、方技略(ほうぎりゃく)、傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)、痺証(ひしょう)、表裏共軛(ひょうりきょうやく)など脈々と受け継がれてきた古典鍼灸の理論、鍼灸手技、概念は現代医学の整形外科、内科、婦人科、アレルギー性疾患に当てはめてこそ説明できる要素が多い。
当院では開院以来、予約をして頂く際に現代医学を先に受診して頂くことをお伝えしていて、現代医学にて治療を行ったものの合うくすりがない、合う治療方法がない、等の状況における患者様にもうひとつの選択肢として古典鍼灸を施術している。
2002年の開院以来、延べ22万人以上の方々を施術しても尚、古典鍼灸を求めて来られる方々が多数おられます。
佐野鍼灸院は東洋医学の根本的な鍼施術を習得し我々と共に多くの患者様を助ける鍼灸師を随時募集しています。
採用希望の方は佐野鍼灸院受付(078−735−5159)までご連絡ください。佐野泰之院長と面談の後、実際に鍼灸院での施術の見学日を決定致します。佐野院長との面談では基本的な鍼灸の知識、鍼灸治療に掛ける思い、など簡単な質疑応答を予定しています。
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佐野 泰之 (さの やすゆき)
佐野鍼灸院 院長
鍼灸師 (はり師きゅう師)
兵庫県出身。関西鍼灸短期大学(現:関西医療大学)在学中に脈診を使って内科や婦人科は元よりアレルギー疾患までを治療するという「経絡古典治療法」に出会い、師匠となる佐竹英二先生に弟子入り。技術修得に約30年を要すると言われたが、3年で免許皆伝をいただき、2002年、故郷の神戸市長田区に「佐野鍼灸院」を開業する。
患者さま3名からのスタートであったが、独特な治療法や治療の効果を口コミで伝えて下さる患者さまに恵まれ、1年後には鍼灸院を移転。現在では多くの患者さまを救いたいと想いで、一番弟子となる板垣晴子先生と共に1日約100名もの患者さまの鍼灸治療にあたっている。
佐野 泰之 著書「鍼で病に挑む」
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板垣 晴子 (いたがき はるこ)
佐野鍼灸院 副院長
鍼灸師 (はり師きゅう師)
兵庫県出身。関西鍼灸短期大学(現:関西医療大学)在学中に佐野院長の「経絡総合治療法」に感銘を受け、この治療法を習得できれば自身の鍼灸師人生が幅広い年齢層・症状の患者様に寄り添えるものになると思い2003年の卒業後に弟子入り。その後現在まで日々精進を重ね新生児からご高齢の方まで本当に幅広い方々の様々な治療に携わっています。